ウィーン版「エリザベート」
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エリザベートは、ミヒャエル・クンツェの脚本によって1992年にウィーンで初めて上映されました。イギリスなどまだ王室の伝統が残る国での上映はされていませんが、ドイツやハンガリー・スウェーデン・オランダ・イタリア・フィンランドでも大ヒットを記録しています。これまで800万人を超える人々が「エリザベート」を鑑賞しているんだとか。
日本ではウィーン版のエリザベートは、2007年に東京と大阪でオーストリア大使館後援で舞台装置や演出が再現されている他、DVDでも本家「エリザベート」の世界を楽しむことが出来るようになりました。
宝塚のエリザベート
宝塚ミュージカル「エリザベート」は主に雪組と花組で上演されています。宝塚版では、トート役に視点が変えられているのが大きな特徴の一つですね。つまりトートとエリザベートの禁じられた恋がメインテーマとなり、「愛と死の輪舞(ロンド)」というトートが歌う宝塚オリジナルの楽曲も追加されています。これは「男役のトップを主役に置く」という宝塚の伝統にならったからなんですね。1996年の上演時こそ苦戦したものの、その後はチケットの入手が困難になる、「ベルサイユのばら」に次ぐ大ヒット舞台へと飛躍しました。
東宝のエリザベート
東宝版「エリザベート」は、宝塚版エリザベスがトートが主役であることへの批判を受け、ウィーン版エリザベートにならって主役をエリザベスにおいて2000年から上演されています。しかも初代エリザベート役が宝塚エリザベスでトートを演じた一路真輝ということも大きな話題を呼びました。
2008年はエリザベスも涼風真世と朝海ひかるに交代、またルドルフ役に抜擢された伊礼彼方が注目を集めているんです。伊礼彼方はミュージカル「テニスの王子様」で脚光を浴び、その後芸能活動を休止していました。その伊礼彼方の復帰舞台東宝版「エリザベート」は梅田芸術劇場・帝国劇場・中日劇場・博多座で上演予定となっています。